病院を退院する際、医師や看護師へ感謝の手紙を書くべきか迷うことがありますね。
手紙を書かないと、礼儀をわきまえていないと思われるかもしれないと気にする方もいるでしょう。
しかし、実際には感謝の手紙を書く必要について特に心配することはありません。
病院を退院する際に、必ず感謝の手紙を書かなければならないわけではありません。
手紙を書かなくても、病院や医師、看護師がマナー違反だと怒ることはないのです。
一般的には、退院時に医師や看護師に口頭で感謝の気持ちを伝えるだけで十分です。
しかし、入院中に大変お世話になったと感じる場合、感謝の手紙を書きたいと思う方もいるでしょう。
そのために、無事に退院できた方も、残念ながら亡くなった方も含め、感謝の手紙の書き方や宛名の書き方を紹介します。
退院後のお礼状を書くときの参考例文

病院への感謝の気持ちを表す際は、以下の点に注意してください。
基本的に金品の受取を控える
退院後に感謝の手紙を書くのは自由ですが、金銭や物品を添えることはおすすめしません。
ほとんどの病院は金銭を受け取りません。
公立病院や大学病院などの大きな病院でも、贈り物は基本的に受け取りません。
贈り物が受け取れるか事前に確認する
小さな病院でも無断で贈り物をすると、その扱いに困り迷惑になることがあります。
相手に迷惑をかけないよう、贈り物をする前には受け取り可能かを確認してください。
お礼状の書き方例
無事に退院できた際の感謝の手紙の一例を示します。
初春の候、〇〇科の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
〇ヵ月間、先生や看護師の皆様には親切な診療をしていただき、心から感謝しています。
おかげさまで、現在は健康が回復し、元気に過ごしています。
このたびは本当にありがとうございました。
引き続き〇〇先生や看護師の皆様のご健康とご活躍をお祈りしています。
敬具
「拝啓」は文頭の挨拶です。
一般的な言い回しを使います。
季節の挨拶後、お世話になった部署の皆様の健康を気遣う言葉を添えます。
そして、診療を担当した医師や看護師への感謝を具体的に述べます。
自身の現在の健康状態を報告し、安心してもらいます。
手紙の宛先の方々の健康や活躍を願う言葉を加えます。
感謝の意を再び表します。
最後に、手紙の結びの言葉として「敬具」を用います。
シンプルな内容で問題ありません。
大切なのは、感謝の気持ちが伝わることです。
故人を送った後の感謝の手紙の書き方例文

故人の代わりに遺族が感謝の手紙を書く場面があります。
医師や看護スタッフも患者さんが亡くなった後の遺族を気にかけることが多いので、手紙を通じて遺族の気持ちが伝わると、彼らも安心します。
感謝の手紙の具体的な内容
定型的な挨拶で始めます。
季節の挨拶を含め、宛先の方々の幸せを願います。
このように定型文を用いつつも、故人および遺族の気持ちを表現することが重要です。
感謝の手紙を書くときの宛名の書き方

感謝の手紙の宛名の書き方には、以下のポイントを押さえましょう。
・宛名の書き方
相手のフルネームを中央に大きく、住所を小さめの文字で書きます。
名前と住所の見た目のバランスが大切です。
・住所の記載方法
住所は省略せず、「〇丁目〇番〇号」と詳しく書くことが重要です。
・名前の正しい書き方
例えば、〇〇病院〇〇科 山田 太郎先生や〇〇病院〇〇科 鈴木 一郎様のように、フルネームを使い、「先生」または「様」を付けます。
部署名で宛てる場合は「〇〇病院〇〇科 御中」を用いますが、個人に感謝の気持ちを伝える際は、主治医の名前を記すのが適切です。
・送り主の情報の書き方
送り主の情報も通常の手紙と同様、住所と氏名をきちんと記載します。
まとめ
退院後のお礼状は、必ず出さなければならないものではありません。
退院した本人や遺族の感謝の気持ちから出す場合が多いので、自分たちの心からの思いを形にしてみましょう。